読書の効果を最大限引き出す! アウトプットで覚醒しよう!

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こんにちは。

エンジニア投資家のやっし(@yassheeeee13) / Twitterです。


皆さんは、読書は好きでしょうか?

読書は著者の人生の成功に繋がったノウハウや考え、さらには行動などの本に書いてあることを理解して実践出来れば間違いなく人生においてプラスになるといえます。

私も月に2冊ほどの読書を継続的に行っています。

ただ、私の悩みとして読書した内容を中々覚えていなかったり、自分の身になっていないと感じていて速読本や右脳の活性化で文章を具体化できるといった本を見たことがあったのでトレーニングしましたが正直効果を実感することができませんでした。

そこで樺沢紫苑著の「学びを結果に変えるアウトプット大全」という本に出会いました。

本屋に並べられていたこの本を何気なく手にしてはじめにの部分を読んでみると「できる人ほどアウトプットしている」と書いてあり、アウトプットについて学ぶことで自己成長が加速するのではないかと考えこの本を購入しました。 この本を読むと私の悩みであった「読書での学びを生かしたい」だけでなく、「自分の意見をうまく伝えたい」や「いいアイディアが浮かぶようになりたい」ということが解決するノウハウが沢山書かれていたのでその中でも私の心に残った部分を紹介します。

アウトプットとは

アウトプットとは脳の中に入ってきた情報を脳の外(外界)へ「出力」することを言います。

反対語のインプットとは脳の中に情報を「入力」することを言います。

具体的に言うと「読む」「聞く」がインプットで、「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。

つまり今、ブログを「読んでいる皆さんはインプット」をしていて、このブログを「書いている私はアウトプット」しているのです。

このインプットとアウトプットの最大の違いを簡単に言うとアウトプットは「運動」であるということです。

脳の構造上、運動神経を使った記憶は一度覚えると忘れづらいそうです。

自転車に十年ぶりに乗っても乗れたり、たまに書類を作成するうえで何年も使っていない漢字を書けたりするのはこのことが関係しています。

2週間で3回以上アウトプットする

本を読んだら2週間のうちに3回以上アウトプットすることで長期記憶として残りやすくなります。 本を読んだり人から話を聞いたりしたら「話す」や「書く」を3回以上実践することで記憶として脳に定着するのです。

アウトプットとインプットの黄金比率は7:3

多くの大学生や社会人はインプットが7割でアウトプットが3割だそうです。

効果的に脳へ記憶を留めるにはアウトプットが7割でインプットが3割が望ましいです。 アウトプットに費やす時間をインプットの2倍以上にしたほうがいいのです。

アウトプットする

アウトプットの重要性がCHAPTER1に書かれていてCHAPTER2以降は「話す」「書く」「行動する」の項目に分かれて具体的な実践方法が書かれています。

どのアウトプットもほとんどの人がその気になれば実践できることであり、自己成長へつながると思いますがその中でも私が特に印象に残ったアウトプットを3つ紹介します。

CHAPTER23 説明する

アウトプットが苦手だという人は説明することが苦手な人も多いと思いますが説明はアウトプット力を鍛える恰好のトレーニングとなります。

説明することで「意味記憶」から「エピソード記憶」に変換されます。

エピソード記憶とは物語やストーリーとしての記憶です。

エピソード記憶は覚えやすく、記憶に残りやすい特徴があります。

自分の言葉で説明することでエピソード記憶に変換され、自分の記憶に圧倒的に残りやすくなるので説明することはアウトプット力向上のトレーニングとなるのです。

CHAPTER31 書く

書くことは話すことよりも記憶に残りやすいです。

理由は書くことで「脳幹網様体賦活系(RAS)」が刺激されるからです。

このRASとは脳の司令塔のような役割で脳へ「注意しろ」と指示を出してくれます。

飲食店でいうと店長、サッカーでいうとキャプテンのような役割をしてくれます。

このRASを刺激すると注意がそこへ集中し、脳を活性化させてくれて記憶力や学習効率を高めてくれます。

つまり、書くだけで脳が本来持っているポテンシャルが最大限に発揮されるというのです。

CHAPTER67 始める

中々仕事が始められない人や勉強をスタートできない人は多いと思います。

そんな時、どうすべきか。

まず、「始める」ことです。

その始めるのがなかなか、できないと思うかもしれませんがこれしか方法はないそうです。

作業興奮と呼ばれる「作業を始めると、気分が上がってやる気が出てくる」メカニズムが脳科学で判明しています。

ある程度の脳への刺激が必要なのですがその所要時間は「約5分」といわれています。

この5分まずは作業することでいわゆるやる気スイッチがオンなるということです。 やる気は後から自然とついてくるのでまずは「5分だけ」机の前に座って頑張ろうと思うとやる気が後からついてくるということです。

まとめ

ここまでアウトプットのノウハウについて説明してきましたが最後の章ではアウトプットを実践するトレーニング方法が7つ紹介されています。

その中でも私がこの本を読んでから実践している「読書感想文を書く」を紹介して本書紹介のまとめとしたいと思います。

読書感想分を書くメリットは以下のように記されています。

  1. 本に内容が圧倒的に記憶として定着する。
  2. ほんの内容をより深く理解することができる
  3. 本の内容が整理される。
  4. 文章力がアップする。
  5. 思考力・考える力がアップする。
  6. 事故洞察力が進む
  7. 飛躍的に成長できる。

これらのメリットがその他のノウハウ紹介やトレーニング法にも至るところに書かれているのでモチベーションがとにかく上がります。

本題の読書感想文ですが「ビフォー」「気づき」「To Do」に分けてまずは書くと紹介されています。

私が本書を読んで初めて書いた読書感想文は以下の通りです。

 

ビフォー 読書をしても自分に身についていない
気づき 書く、話す、行動することで読書の内容が記憶に残りやすくなる
To Do 本の内容をノートに纏めて最後に感想文を書く

とまず各項目を箇条書きで書いてからあとは各項目に肉付けをするだけで感想文が書けます。

ビフォー 私は読書をするのが好きでよく読書をしていましたが、読んだ本の内容が頭に入らずに自分の身になっていないという悩みがありました。速読のトレーニングなども試みましたが継続できず、私は本の記憶が残りづらい人種なんだろうと諦めかけていました。
気づき

そんな時に「アウトプット大全」に出会い、本書を読んでみると「書く」、「話す」、「行動する」ことで脳へ記憶が圧倒的に定着しやすいということに気づきました。これまでは本は読んで終わっていました内容や感想文を書くことで定着率が変わることは今までにない気づきでした。

To Do

今後は読書をしながら記憶残したい個所や初めて気づいたことにはアンダーラインを引いたり、書き込んだり、ノートに纏めたりして最終的には感想文を書きたいと思います。また、仕事中も記憶にとどめたいことはノートへ書くように徹底して公私ともに日々自己成長できるようにしたいと思います。

決して上手な文章ではないかもしれませんが、読書感想文素人の私でもそれなりの文章にはなったと思います。

「読書の内容を定着させたい」、「自分の意見をうまく言いたい」、「もっといいアイディアが浮かぶようになりたい」などと悩んでいる方はぜひ、本書の購読を検討してみてはいかがでしょうか。


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